職業:ギリシャ人の嫁

ギリシャ人男性と国際結婚した日本人女の独り言

滞在許可証ゲットへの道のり② 〜申請日から手元に来るまで編〜

こんにちは。ぽんずです。

 

今日は前回に続き、私がどうやって滞在許可証をゲットしたのかについて書こうと思います。

申請するまでの道のりはこちらの記事をご覧ください。

greece-life.hatenablog.com

 

苦労して手に入れたアポイント日当日、夫氏と一緒に移民局に向かいます。

アテネにある移民局の場所はこちら↓

goo.gl

 

コロナ禍ということもあり、まずは入り口でアポがあるかとワクチン接種証明書もしくは48時間以内のラピッドテストの陰性証明とそれぞれの身分証明書の確認をされました。

(ちなみに入口では様々な人種の方がいました。でも大半は弁護士と一緒。

自分達で手続きが難しい場合は弁護士に頼めば手続きしてもらえます。)

 

無事入口を通過し中に通されると順番が来るまで待機。

順番が来て呼ばれるとそれぞれに担当の方がついてくれます。

その方に自分達で用意した書類を渡し確認してもらいます。

(ちなみにその部屋で電話が鳴っていたのですが誰も出ない。本当に誰も出ない。そもそも電話が鳴ってようが気にしていない様子。前回記事で「確認しようにも電話が繋がらない」と書きましたが、その意味が良くわかりました。笑)

 

書類は不備なく一発で通り、すぐに「滞在許可証申請証明書」(通称ブルーカード)なるものが発行されます。(厚紙にカラーで印刷されており証明写真付き。)

これは滞在許可証が本発行されるまでの間、滞在許可証と同程度の効力を発揮します。

 

つまりこれが発行されたということは、もう不法滞在で捕まるかもという不安に怯えなくて済むのです!!笑

いや〜良かった、ホントに。

 

ただ一つだけ注意する点があり、この申請証明書の間はこの国で働くことは出来ません。(後に本発行される滞在許可証が手元に来たら働いてもOK。)

 

無事に申請を終え申請証明書をゲットした後は、別の部屋にて指紋の登録を行います。

両手人差し指を機械にかざし登録。ここで証明写真のCD-Rも渡しました。

以上でこの日は終了。

 

最初に担当してくれた方から「本発行までは1−2ヶ月かかること、進行状況についてはそれが確認出来るサイトがあるからこのアクセスコードを使って準備が出来たかどうか自分で確認してね。」と説明を受けました。

 

そして数日経ったある日、夫氏に早速サイトにアクセスしてもらうと画面には「準備中」との表記が。

 

それからまたしばらく経った日に再度アクセス。

するとサイトに繋がらない。

「まぁ今は繋がらないだけでまたしばらくしたら復旧するでしょう」と思い、数日後に再々度アクセス。

 

全然繋がらない(゚o゚;;

 

と、と、とりあえず様子を見ることにして、またしばらくしてから再度アクセス。

 

やっぱり繋がらない(´Д` )

 

凄いよね。絶対期待を裏切らないもんね(笑)

アクセス出来ないからどうも出来ないし、とりあえず申請証明書があるから特に心配することは無いしでただひたすら待つことに。

 

それからしばらく経ったある日、最初に担当してくれた方が電話をかけてきてくれました。

その方もアクセス出来ないことを知っていて滞在許可証の用意が出来たから電話してきてくれたとのこと。本当に有難くて神かと思いました(笑)

 

その後滞在許可証を受け取りに行く前にネットから確認なのか申請なのかが必要らしく、これに夫氏が大苦戦。

しかしそこでもこの方が親切丁寧に電話越しで説明してくれて、無事その作業も終了。

受け取り日のアポイントは、このネット上に空いている日時がカレンダー形式で表示されるので自分達で都合の良い日時を選んで申請でした。

 

そしてアポイントを取った日に満を持して再度移民局に行き、本発行された滞在許可証を受け取りに。

前回同様入口でチェックを受け、申請日とは違う部屋に通されます。

そこではパスポートを提示し申請証明書と引き換えに受け取るだけだったので、ものの数分で終了。

前回の申請証明書は紙でしたが、今回発行されたものは日本の運転免許証のようなカードタイプ。白黒で証明写真が載ってます。

ギリシャ語と英語で表記されており、カードには「フルアクセス」(ギリシャ人と同じ扱いみたいな意味)と書いてあって凄く興奮しました(笑)

(ただ私の場合国籍は日本のままなので、この国の選挙には参加出来ないようです。)

ちなみにこの滞在許可証は5年間有効です。その後更新すると10年の有効期間のものになります。

 

担当してくれた方が物凄く親切だった&大変お世話になったので、お礼に柿の種(ワサビ)とアサヒビールを渡してきました(笑)

 

 

相変わらず最後まで期待を裏切らないこの国ですが、無事に滞在許可証が手に入り一安心です。

 

私の覚えている限りの浅い記憶で文字にしたので、分かりづらいところもあったかもしれません。

私自身、ギリシャでのこういった手続きの情報が無さすぎて苦労したのでいつかこのブログがどなたかの役に立つことを願います。