職業:ギリシャ人の嫁

ギリシャ人男性と国際結婚した日本人女の独り言

ギリシャのイースター 

こんにちは。ぽんずです。

 

先月下旬、ギリシャではキリストの復活を祝うイースターがありました。

今日はそのイースター時の様子をお届けします。(今頃w)

(とは言っても、私はキリスト教のことじぇんじぇん分からないのであまり突っ込まないでください。笑 間違ってたらごめんだよー。)

 

イースターとは、先述した通りキリストの復活を祝う行事(毎年日にちは異なる)です。

今年のギリシャイースターは4/24(日)でした。(ちなみにアメリカ等のイースターとは日付が1週間異なります。キリスト教と一言に言っても正教会とかカトリックとか色々あり、それで1週間違うようです。)

 

まず金曜にキリストが亡くなったということで4/22(金)の夜、いわゆるお葬式のようなことが行われます。

この日は朝から一日中、あちこちにある教会の鐘が悲しげな音色で鳴らされます。

夜からはセレモニーが行われるので、開始時刻近くになると教会の周りは沢山の人で溢れていました。

 

セレモニー開始直前、司祭の方が沿道に駆けつけた人々に聖水を振り撒いてます。

 

その後司祭を先頭に、教会からキリストの棺を模した神輿のようなものが担がれ出てきます。

この中央のお花で飾られたものが棺を模したもの。

 

そういえば、私はシスターの姿をあまり見たことが無かったので写真に納めさせてもらいました。

 

 

この棺が出てきた後はある広場までねり歩き、また教会に戻って来ます。

ちなみにブラスバンド?の演奏付き。

集まった人々はその棺に続いてねり歩きます。この棺は一基だけでなく色々な教会からそれぞれ出てきて広場へ続く通りで合流するので、それに伴い人々の数も物凄かったです。

密です!w

 

正直こんな中、ろうそくを持って歩いて結構危ないなと感じました。

これでよく火事が起きないなと思うぐらいの密度。

(後日ニュースで、ある地域では火事が起きたと報道してました💧)

 

この日のセレモニーはこれで終了のようだったので、私達は密から途中で抜け出し帰宅しました。

 

翌土曜日の真夜中、日曜日へと日付が変わる瞬間はキリスト復活のお祝いです。

こちらも教会にみな続々と集まっていました。

人!人!人!

 

0時前からは司祭が教会から出てきて、(恐らく)お祝いの言葉を述べてます。

その後0時になった瞬間、花火や爆竹が放たれ教会の鐘は金曜日とは打って変わり祝福するような音色で鳴らされていました。

そしてお祝いの言葉も終わり、この日は終了。

このロウソクの火はエルサレムから運ばれてきたとても神聖な物らしく、自宅まで消えないよう頑張って持ち帰りました。

 

帰宅後は、真夜中だけどラム肉をこれでもかと食らいます!!笑

なぜなら、キリスト教の皆さんはこのイースターまでの40日断肉してたから!!

そしてイースターエッグをぶつけ合い、最後まで割れずに残った人が勝ちということもしてました。

 

そして翌日曜日はみんな集まってBBQ!! 隣近所に親戚友達とワイワイ集まり、それはそれは沢山の肉を食らうようです。

(私達はイースター直前に不幸があったのでBBQはしませんでした。)

 

 

そんなこんなで私の初イースターは幕を閉じました。

イースターってここ数年よく耳にするようになったものの、本来の意味を知らなかったので色々と勉強になったなぁ。

 

ギリシャイースターは日本のGW前後にあたるようので、ぜひいつか連休に合わせて体験しに来てくださいね!!